当たり前ですが診療所にCTは最低限必要です

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これは、下の奥歯のインプラント埋入手術直後に撮影したCT像です.
術前のCTで、神経までの距離が近いことは診断できていました.

インプラントが神経に、触れていないのは絶対に確実でしたが、
ある程度以上神経に近いと圧迫して神経麻痺が発生しること
があるといわれています.

その為、術後インプラントを少しだけ逆回転させて浅く植えなおしました.
当院では、術後に必ずCT撮影を行っています.
過去数回、このように術後インプラントの埋入位置を変えたこともあります.

10年以上前、日本に歯科用CTが10数台しかない時代に当院は
CTを導入しました.当時から術前 術後に必ずCTの撮影をしていました.
当時はCTは必要なときだけとるもので、全ての患者さんに撮影する
のは被爆させすぎだと学会でも批判されていましたが、現在では術前の
CT撮影は当然で、術後に撮影することも良いとされています.

 当時歯科用CTはウン千万円したのですが、現在は簡易のCTなら
数百万円でも導入できるようです.
(当院のCTは最新の機種のため、相変わらず高いですが)

その様な経緯もあり、現在ではインプラントをされる医院の殆どが
CT装置を導入されているようです.

自院にCT装置がなく、医科にCTを依頼して撮影される医院もまだ
あるようですが、そのような場合には、医科のCTは歯科専用のCTに
比べ数倍の被爆量があるとされています.そのためどうしても撮影
回数を制限してしまい、結果として患者さんに不利益をあたえてしまう
のでは無いかと思ってしまいます。

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