2009年 November

  • TOP
  • 2009年 November
昨日の午後のオペは、上の顎に7本のインプラントを埋入するオペでした。 この患者様も骨が無いので、骨を足す必要があったのですが最近ほとんどのケースでは、ソケットリフトという方法で骨を足します。今回、この患者様はサイナンスリフトという方法で骨を足しました。 どちらも、骨を足す方法なのですが、ソケットリフトは、インプラントを入れるための最小限に削った穴から上顎洞に骨を足す方法で、患者様の負担も少なくて済むため、最近は、ほとんどのケースでこの方法を使用します。 本日の患者さんのように、どうしてもそれでは対応出来ない方に限り、ほっぺたの横から、大きな穴を開けて骨を足す方法で、一般的によく言われるサイナンスリフトという方法を用います。 オペをする私としては、良く見えるのでやりやすい方法ですが患者さんの負担が大きいため、あまり使用しません。ですので、部分的(副腔部分)にはソケットリフトで済まし、どうしても、必要なところ(4本)のみ左右ともサイナンスリフトとし、インプラントを埋入しました。 患者様には、腫れることを事前にしっかり説明していましたが、たった今、消毒にこられ、全く腫れもなく痛みもないとのことでした。決して、腫れたから失敗という訳ではないのですが、やはり患者様の負担を考えると、腫れがないとほっとします。 昨日も2つのオペをしたのですが、午前中に行った下顎の2本埋入の方の方が腫れていたりして・・・。

MORE

  本日左右に四本のインプラントを埋入しました。右にはいつでも負荷をあたえられる一回法で手術を行ったのですが、左は骨を相当量つらなければならなかったために二回法で手術を行いました。 今週は昨日木曜日は麻酔医の関係でオペがなかったのですが、その代わり水曜日の午前中に一本の手術で麻酔医なしの手術を行いました。最近ほとんどすべてのケースで麻酔医の立会いの下で手術を行うので、少し私のほうが緊張しました。私にはあまり考えられないのですが 現在でも多くの医院で麻酔医なしでオペを行うことが多いと聞きます。 本日のオペはもちろん麻酔医の立会いの下で行いました。 今月は本当に忙しい。

MORE

本日は、1本のオペでした。先週は全顎のオペでしたが、今週は1本のオペが続きます。 本日のオペは、歯を抜いてから3ヶ月も経つにもかかわらず、事前にCTを撮影してみると、骨が充分に出来ていないように見られたため、骨を増生するだけとなるかもしれないとの了解を患者様に得てのオペとなりました。 実際に開けてみると、やはり骨は充分出来てなかったのですが、なんとか良い位置にインプラントを入れれたため、骨の増生とインプラント埋入の同時オペとなりました。 いつも思うのですが、インプラント1本のオペは全顎のオペにくらべ数倍気を使うため大変疲れました。 午後も頑張ります!

MORE

ALL on 4

海外から帰ってきてはじめてのオペです。犬歯が2本残ってるのですが、今、はやりのALL on 4で対応する予定です。 このように、骨の充分ある方は精神的にすごく安心してオペができます。もちろん、即時負荷も可能なのですが、無理してリスクを犯す必要は全く無いと判断し、2回法で行くことにしました。 明日もフルのオペがあります。今週、帰ってきて何かと忙しい。。。雑用に診療にオペと

MORE

先週一週間、お休みを頂いてスウェーデンで行われた「P-I Branemark Scientific Symposium 2009」に参加してきました。 このシンポジウムは、インプラントの専門医のうち、世界中で200名が招待されるというもので、日本人枠として15名が招待されましたが、開業医としては私を含め5名が招待され、残りの10名は大学教授という早々たる方々の中に運良く入ることができました。 「P-I Branemark Scientific Symposium 2009」は、スウェーデンのイエテボリーで開催され、トランジットでパリに滞在したのですが、その際にヨーロッパのインプラント学会の元会長であるフランクレノア先生にお会いすることができ、更にオペの見学もさせて頂きました。 私にとって、フランクレノア先生の実際のオペは大変ためになるもので有意義な時間を過ごすことができました。 スウェーデンは大変寒く、気温は0度となることもありました。3日間のシンポジウムでしたが、各国からインプラントの教科書を書かれているような先生が参加され、思わずサインを頂きたくなってしまいました。   今回のメインである、ブローネマルク先生の講演を伺った後、一緒に写真をとることができました。私の所属している勉強会の、「Club22」の特別顧問もして頂いているのですが、ブローネマルク先生とは、今では世界中に広がっているインプラントを最初に開発された先生で、現在80歳台ですが、現役だそうです。 わかりやすく言うと、生きたカーネルサンダースと写真を撮った感じです。  

MORE