2009-11-27
昨日は普通のサイナンスリフト
昨日の午後のオペは、上の顎に7本のインプラントを埋入するオペでした。 この患者様も骨が無いので、骨を足す必要があったのですが最近ほとんどのケースでは、ソケットリフトという方法で骨を足します。今回、この患者様はサイナンスリフトという方法で骨を足しました。 どちらも、骨を足す方法なのですが、ソケットリフトは、インプラントを入れるための最小限に削った穴から上顎洞に骨を足す方法で、患者様の負担も少なくて済むため、最近は、ほとんどのケースでこの方法を使用します。 本日の患者さんのように、どうしてもそれでは対応出来ない方に限り、ほっぺたの横から、大きな穴を開けて骨を足す方法で、一般的によく言われるサイナンスリフトという方法を用います。 オペをする私としては、良く見えるのでやりやすい方法ですが患者さんの負担が大きいため、あまり使用しません。ですので、部分的(副腔部分)にはソケットリフトで済まし、どうしても、必要なところ(4本)のみ左右ともサイナンスリフトとし、インプラントを埋入しました。 患者様には、腫れることを事前にしっかり説明していましたが、たった今、消毒にこられ、全く腫れもなく痛みもないとのことでした。決して、腫れたから失敗という訳ではないのですが、やはり患者様の負担を考えると、腫れがないとほっとします。 昨日も2つのオペをしたのですが、午前中に行った下顎の2本埋入の方の方が腫れていたりして・・・。